
調べてみると、人それぞれで落書き程度なら800X600(pixel)、本気で描くならA4サイズ 296X210(mm)=3496X2480(pixel)という方もいらっしゃいました。
筆者の場合は、仕上がりサイズを1280×960 92DPIと想定したとき、とにかく大きいサイズで描けば細部もキチンと描けるだろう! というノリで五倍の6400X4800
300DPIで描いて、1280×960 92DPIに縮小しています(印刷は無しの方向で)
より大きなキャンバスに描いて縮小したほうがより緻密な(細かい)絵が描けるのですが、大きくなればなるほどファイルサイズが大きくなったり、PCによっては、メモリの使用量が大きくなり許容範囲を超えるとHDDに頻繁にスワップするため処理に時間がかかる現象(一般的にいう『重くなる』)が発生してしまいます。
原寸のサイズでは細かい所まで描き込めないがファイルサイズはそれほど大きくならず重くもなりにくいと思いますが例えば、1280×960 300DPIのサイズで処理落ちするのなら、それはお持ちのPCのスペックが足りていないのだと思われます。
幸いなことに、最近買い換えた筆者のPCでは、6400X4800 300DPIでもストレス無く描けています。
よって、描くイラストにもよりますが、御自分のPCのメモリ、CPU、HDDと相談して決めるのが良いと思います。
解像度とは、1インチ(2.54cm)に何個のピクセルを置くかということ(画像の密度)で、単位はdpi(dots per inch)
ピクセルとは、画像などを構成するひとつひとつの点
例えば、
1平方メートルのキャンバスに一辺が10センチメートルX10センチメートルのモザイクタイルで絵を描くとき。
1平方メートルのキャンバスに一辺が1センチメートルX1センチメートルのモザイクタイルで絵を描くとき。
同一の絵を描くとき、どちらのほうがより鮮明に表現できるでしょうか?
答えは、言うまでも無く後者1センチメートルX1センチメートルのモザイクタイルですね。
このようにモザイクタイルの一辺が小さければ小さいほどより鮮明に表現できることになります。
少し乱暴な説明かと思いますが、この程度の認識で良いかと思います。
ちなみに、大きく描いて縮小するやり方は漫画雑誌などで使われています。
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